大分風とり天と、野菜天


(野菜天 左からモロッコインゲン、竹の子、蓮根)

おかずになる大分風「鶏天ぷら」と、残っている野菜を一緒に
揚げてみた。
【材料】 ※レシピは3人分です。
鶏もも肉・・・1枚(350g)
(下味)
醤油・・・大さじ1
ごま油・・・大さじ1
酒・・・大さじ1
おろし生姜・・・小さじ1
おろしニンニク・・・小さじ0.5
モロッコインゲン、レンコン、竹の子・・・適量
(天ぷら衣)
天ぷら粉・・・70cc
ソーダ水・・・70cc
卵・・・1個
レタス、新玉ねぎ・・・適量
ポン酢、練り辛子・・・適量
【作り方】
1.鶏肉をひと口大に切り、下味を絡めて
冷蔵庫に30分間ほど置く。
野菜を食べやすい大きさにカットする。
竹の子はかつお出汁で7~8分間煮た。
2.天ぷら衣をボウルに作り、鶏肉にから
めて油で揚げる。

野菜は、卵を入れない薄衣(天ぷら粉・ソ
ーダ水同量)で揚げた。
好みで、とり天にポン酢+練り辛子を付け
る。
【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
鶏天は、下味がしっかりとついていて、ウマイ。
卵を入れたのでふっくらできている。
ソーダ水の効果は、野菜天の方で出た。パリッとしている。
満点ではないが、かなりよく出来た。
ポン酢+練り辛子を掛けたものも良かった。
筍ごはんと、たぬき豆腐



春になるとどうしても「筍(たけのこ)ごはん」を食べたくなる。
東京の居酒屋で人気の「たぬき豆腐」を添えた。
【材料】 ※レシピは3人分です。
<筍ごはん>
米・・・2合
たけのこ水煮・・・1本
油揚げ・・・1/2枚
ぶなしめじ・・・1/2パック
薄口醤油・・・大さじ1.5
酒・・・大さじ2
出汁昆布・・・5センチ
木の芽・・・適量
<たぬき豆腐>
豆腐・・・小3個
天かす・・・適量
胡瓜・・・10cm
ワカメ・・・適量
めんつゆ・・・大さじ2
水・・・大さじ1
わさび・・・少々
【作り方】
1.たけのこを薄く切り、油揚げは熱湯を
掛けて油抜きをして細く切る。
炊飯器に米と調味料、水を入れて目盛り
に合わせる。
竹の子・油揚げ・しめじを乗せて炊く。
2.<たぬき豆腐>を作る。
胡瓜を薄く切って塩もみする。
乾燥わかめを水で戻しておく。
めんつゆを水で薄め、わさびを加える。
小鉢に豆腐を置き、めんつゆを掛け、天
かすその他を乗せる。
【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
期待した「筍ごはん」だったが、醤油の色は濃いが、味は薄い。
どうしてだろう? やはり、出汁と塩が必要か。
市場で仕入れた「筍の水煮」はおいしいと好評だったが・・。
一方の変わり冷奴は、天かすのカリカリ食感が際立って、
なるほど美味い。胡瓜・わかめとのマッチングも絶妙で、家族
も絶賛した。
(因みに「たぬき豆腐」は、関西風に言うと「天かす豆腐」だが、
本家を尊重した。)
たけのこと牛肉のすき煮

旬のたけのこを食べたい。すき焼き風に煮てみよう。
【材料】 ※レシピは3人分です。
たけのこ水煮・・・1本
和牛切り落とし肉・・・250g
長ねぎ・・・1/4本
椎茸・・・6枚
三つ葉・・・適量
(割り下)
醤油・・・50cc
酒・・・50cc
みりん・・・50cc
砂糖・・・大さじ2
昆布出汁・・・75ccほど
【作り方】
1.牛肉と野菜を適当な大きさに切り分ける。
鍋に油を熱し、牛肉と長ねぎをサッと焼く。
割り下を入れ、たけのこと椎茸を加える。
しばらく煮込み、最後に三つ葉を乗せる。

【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
うむ、すき焼きを器に盛ったようで、やや中途半端な感じ。
牛肉がウマイ、と好評だったが、今回の主役は”筍”の筈。
ごく普通の内容だった。
構想通りにはいかないものだ。ふうー。(ため息)
真鯛とたけのこの酒蒸し


鮮魚売り場にキレイな(長崎県産)天然真鯛が並んでいた。
茹で筍、生わかめと一緒に酒蒸しにしてみよう。
【材料】 ※レシピは2人分です。
・真鯛 2切
・茹でたけのこ 1/2本
・生わかめ 適量
・生姜 1片
(酒塩水)
・水 1/2C
・酒 1/2C
・塩 少々
・薄口醤油 〃
・木の芽 適量
・ポン酢 〃
【作り方】
1.鯛を水洗いし、熱湯を掛けてから冷水に取る。
わかめを熱湯でサッと茹で、冷水に取る。食べ易い
大きさに切り分けておく。
2.フライパンに<酒塩水>を沸かし、鯛と筍を入れて
蓋をして蒸し煮にする。
千切りした生姜を加えて、火を止める。
3.器にわかめを敷き、鯛と筍を盛ってから煮汁をかけ
る。食べる直前にレンジで温め、木の芽を散らす。
ポン酢に浸けていただく。

【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
予想した通り、天然の鯛の身が爽やかで清潔な旨味がある。
たけのこもシャキッとして、最高にウマイ。
鯛は刺身にしても煮つけにしても美味いが、こんなにあっさりとした
酒蒸しもなかなか良い。
妻も喜んでくれた。
鶏ささみと筍の梅風味焼き

茹で筍が残っているので酒肴になりそうなグリル焼きを作ってみた。
【材料】 ※レシピは2人分です。
・鶏ささみ 2本
・茹でたけのこ 1/4本
・酒 少々
・梅干し 2個
(かつお梅)
・白味噌 大さじ 1
・みりん 大さじ 2
・大葉 4枚
【作り方】
1.鶏ささみの筋を取り、観音開きにする。
たけのこは細切りにしておく。
梅干しを叩き、白味噌・みりんと和える。
2.ささみに酒を振りかけ、(念のため)電子レンジで
20秒間ほど加熱した。
これに薄く<梅味噌>を塗り、たけのこを乗せる。
魚焼きグリルで焦げ目が付く程度に7~8分間
焼く。
皿に盛り、千切りした大葉を乗せる。
【レビュー】 ★★☆ (満点は三ッ星)
梅肉風味の鶏肉は、ちょっと変わっていて食べ易い。
たけのこの歯ざわりも良いし、大葉の香りも効いている。
でも、なにか足りないような気がする。
甘過ぎたのかもしれない。
たけのこご飯と、筍と牛肉の煮もの



旬の”たけのこ”(茹でたもの)を神戸の庶民市場で買い求めた。
憧れの「たけのこご飯」と、「筍と牛肉の煮もの」を作ってみたい。
炊き込みご飯は、京都”おばんざい”の名人・杉本節子さんのレシピに習い、
煮ものは京都の人気割烹・佐々木浩さんのレシピに習う。
【材料】 ※レシピは3人分です。
【たけのこご飯】
・米 2合
・出汁 目盛より少ない目
・茹でたけのこ 中1/2本
・油揚げ 1/2枚
・薄口醤油 大さじ 1.5
・酒 大さじ 1
・塩 少々
・木の芽 適量
【筍と牛肉の煮もの】
・茹でたけのこ 小2本
・牛肉切り落とし 150g
・豆腐 1/2丁
・出汁 1C(200cc)
・醤油 60cc
・酒 40cc
・みりん 20cc
・砂糖 5cc
・木の芽 適量
【作り方】
1.たけのこご飯を炊く。
筍と油抜きした油揚げを細かく切り、出汁を入れた
米と共に炊き込む。

しばらく蒸らしてから茶碗によそい、木の芽を乗せる。
2.筍を大ぶりに切り分けておく。
鍋に出汁と調味料を沸かし、筍を入れて7分間ほど
煮る。
次に牛薄切り肉と豆腐を入れて3~4分間煮て、火
を止める。
器に盛りつけ、木の芽を乗せる。
【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
たけのこご飯は、やや水分が少ないが、かなり美味くできた。
筍と木の芽の香りに包まれて、うっとりする。
牛肉と一緒に煮た煮ものは、予想した通り醤油勝ちの一品
だが、筍と牛肉がシャキッとして極上の風味。
妻と息子は「おいしいね!」と、喜んでくれた。
もっとたくさん作れば良かったと、悔やむ。
※子持ちししゃもの天ぷらも美味かった

チンジャオ風の肉野菜炒め

チンジャオロースー風の肉野菜炒めを作ろうと思う。
(息子のために)上質の和牛薄切り肉を仕入れてきた。
【材料】 ※レシピは3人分です。
牛薄切り肉 200g
+塩・胡椒・酒・溶き卵・片栗粉
ピーマン 3個
赤パプリカ 1/2個
竹の子水煮 1袋
生姜 1片
(合わせ調味料)
酒 大さじ 2
醤油 大さじ 1
オイスターソース 大さじ 0.5
砂糖 大さじ 0.5
鶏スープ 大さじ 1
塩・胡椒 少々
水溶き片栗粉 大さじ 1
【作り方】
1.牛肉を大きめにカットし、下味を付ける。
塩・胡椒・酒・溶き卵・片栗粉を振ってもみ込み、油を
少しだけ混ぜた。
ピーマン・パプリカを太めの千切りにする。
ピーマン・パプリカ・竹の子を熱湯で軽く下茹でした。
2.中華鍋に油を熱し、下味を付けた牛肉を炒め、野菜
を追加する。
しんなりとすれば、合わせ調味料を加えて絡める。
最後にごま油を垂らし、大皿に盛る。
【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
なかなか良くできた。
やや甘みが足りない感じがしたが、家族は「おいしいよ」と
言ってくれた。
次回は豚肉を使って、作ってみようかな。
若竹そば

茹でタケノコが少し残っていたので、ランチタイムの冷凍そばに入れて
みた。
【材料】 ※レシピは1人分です。
冷凍かけそば 1袋
茹でタケノコ 適量
わかめ 〃
水 300cc
青ネギ 少々
【作り方】
1.鍋に冷凍そばに添付されたそばつゆに水を加えて沸
かす。
そこへカットしたタケノコと乾燥わかめを入れて、しば
らく煮る。
2.冷凍麺を加えて、2~3分温め、丼に注いで刻みネギ
をのせる。
【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
いやあ、驚くほどウマイ。
甘いタケノコの香りがつゆに溶け込み、わかめの磯の香り
と相まって、なんとも言えない良い風味だ。
これほど旨い温蕎麦は久しぶりだ。
筍ごはんと焼き魚

旬のたけのこを使って、本格的な”筍ごはん”を作ってみたい。
神戸市内の市場で、茹で筍(香川県産)を買い求めた。
【材料】 ※レシピは3人分です。
(筍ごはん)
茹で筍 中1個
油揚げ 1枚
米 2合
かつお昆布出汁 360ccほど
酒 大さじ 1
醤油 大さじ 1
塩 小さじ 0.5
三つ葉 適量
(焼き魚)
塩さば(旨塩仕立て) 3切
大根おろし 適量
小松菜 〃
ミニトマト 〃
【作り方】
1.茹で筍を小さめのいちょう切りにし、下味の酒・醤油(各小
さじ2ほど)を振ってしばらく置く。

洗った米を炊飯器に入れ、出汁と調味料を加えて、目盛り
に合わせる。
上に筍と刻んだ油揚げを乗せて、普通に炊く。

2.茶碗によそい、刻んだ三つ葉を乗せる。

【レビュー】 ★★☆ (満点は三ッ星)
炊き上がりを試食してみると、塩味が薄い。
焼き魚の塩味を考慮して、少しだけ塩を足して混ぜ合わせた。
もっと極上の”混ぜご飯”を想像していたので、平凡な印象。
それにしてもノルウェー産塩さばを調味液に浸したという焼き魚
の旨いこと。脂がたっぷりと乗り、旨みも濃い。
苦労したのにやや残念な”筍ごはん”と、苦労知らずの市販塩さ
ばを合わせて、おいしくいただいた。
袋めんで作る「長崎皿うどん」

テレビで紹介された「インスタントラーメンを使った皿うどん」が
とても美味そうだったので、作ってみた。
【材料】 ※レシピは1人分です。
ちゃんぽん袋めん 1袋
(明星チャルメラちゃんぽん)
豚バラ肉 適量
キャベツ 〃
玉ねぎ 〃
竹の子 〃
えのきだけ 〃
パプリカ 〃
青ネギ 〃
水溶き片栗粉 適量
【作り方】
1.ちゃんぽんの乾麺を指定時間(4分間)の半分の時間、
茹でる。(つまり、2分間ほど茹でた)
これを油を熱したフライパンでこんがりなるまで両面を
焼く。
2.別のフライパンで豚肉と野菜を炒め、湯を300ccほど
注ぎ入れ、ラーメンに添付の粉末スープを2/3ほど
入れて混ぜる。
水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
焼いた麺を皿に盛り、肉野菜あんを掛け、刻みネギを
振った。

【レビュー】 ★★☆ (満点は三ッ星)
なるほどよく出来ているが、やや味が濃い。
麺そのものにも味がしっかりとついているような気がする。
若い人なら美味しく食べられるだろう。
ロートルの私は、もっと粉末スープを控えた方がよかった。