ハモの天ぷら ~半田めんの「冷やしぶっかけそうめん」と




夏らしく、冷たい出汁の「半田そうめん」に、鱧の天ぷらを付ける。
【材料】 ※レシピは3人分です。
生ハモ・・・2/3尾
塩・・・少々
大葉・・・7枚
万願寺唐辛子・・・3本
味付け海苔・・・3枚
(天ぷら衣)
天ぷら粉・・・100cc
冷水・・・90cc
マヨネーズ・・・大さじ1
山椒塩(塩+粉山椒+昆布茶)・・・適量
(冷やしぶっかけそうめん)
半田そうめん・・・2束
市販うどんつゆ・・・1.5袋(3Cほど)
すだち果汁・・・大さじ1
カニカマ・・・5本
オクラ・・・2本
茗荷・・・1本
すだち・・・1個
三つ葉・・・適量
おろし生姜・・・適量
【作り方】
1.ハモを水で洗い、ペーパーで水気を拭く。
3センチ幅に切り分け、軽く塩を振ってから
一片づつ(半分に切った)大葉で挟む。
ボウルに天ぷら衣を作り、ハモにつけて油で
揚げる。
半分に切った万願寺と海苔も同様に揚げる。
2.<冷やしぶっかけそうめん>を作る。
ボウルにうどんつゆを入れ、小口切りした
オクラ、斜め薄切りした茗荷とすだち果汁を
加えて、冷蔵庫で冷やす。
半田そうめんを指定時間(5分間ほど)通り
茹でる。茹で上がれば冷水で洗う。
器にそうめんを入れ、冷たいつゆを張る。
カニカマ、茗荷、三つ葉をトッピングする。

【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
今回の「天ぷら」は大成功だ。
サクッと揚がっていて、しかもハモが風味豊かである。
原因を考えてみる。
冷水を使い、マヨを加えた衣を冷蔵庫で10分間
ほど置いた。それで、驚くほどカラっと揚がったのか?
冷やしぶっかけそうめんは、苦労をした割に平凡で
やや味が薄く感じた。柑橘果汁を加えると、出汁の
風味が飛ぶ。そして、水で冷やしたそうめんが出汁
を薄めたのか?
次回からは、もっと濃い出汁が必要だ。
はも吸い

淡路島の旅館で食べた「はも鍋」を思い出しながら、簡単な吸物
を作る。
【材料】 ※レシピは3人分です。
生ハモ(骨切り済み)・・・1/3尾(15センチ)
塩・・・少々
片栗粉・・・適量
玉ねぎ・・・1/4個
三つ葉・・・適量
えのきだけ・・・適量
わかめ・・・適量
うどんつゆ・・・1袋(400ccほど)
和風だし・・・1C
醤油、塩・・・少々
レモン汁・・・少々
【作り方】
1.生のハモを水洗いし、2センチ幅に
切り分ける。
軽く塩を振ってから片栗粉をまぶし、熱
湯に30秒間入れて「湯引き」にする。
冷水に落とし、引き上げる。
玉ねぎをスライスし、塩蔵わかめを水で
戻す。
2.鍋に市販うどんつゆと出汁を入れて
沸かし、ハモと野菜を加える。
味を見て、醤油・塩で調整する。
甘かったので、レモン汁を加えた。
最後にわかめを入れて、椀に盛る。

【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
味の調整で苦労したが、家族は「おいしいね」と言った。
玉ねぎの甘みと三つ葉・エノキの爽やかさが良い。
片栗粉をまぶして湯引きした「ハモ」は口当たりが
まろやかになって成功。
はもの照り焼き


鰻の蒲焼きもいいが、「鱧(はも)の蒲焼き」もきっとおいしいだろう。
【材料】 ※レシピは3人分です。
はも(兵庫県産、骨切り済み)・・・1尾
小麦粉・・・適量
(照り焼きたれ)
醤油・・・大さじ2
酒・・・大さじ1
みりん・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ1
生姜汁・・・少々
高台寺とうがらし・・・3個
パプリカ・・・1/4個
かつおぶし・・・適量
大葉・・・3枚
粉山椒・・・少々
【作り方】
1.はもを洗い、皮目のぬめりを取る。
皮の側に熱湯を掛けて、霜降りにした。
水気をよく拭いてから3等分し、小麦粉を
まぶす。
<照り焼きたれ>を準備しておく。
2.フライパンに少量の油を熱し、はもの
両面をこんがりと焼く。
タレを加えて煮詰め、絡める。
粉山椒を振っていただく。
※高台寺とうがらしの焼きびたし
とうがらし他をフライパンで焼き、だし(かつお出汁・醤油
・みりん・酢)に浸ける。
【レビュー】 ★★☆ (満点は三ッ星)
うむ、苦労をして作った割に微妙な雰囲気だ。
身は思ったよりふっくらとしているのだが、どこか
余所余所しい味だ。
高台寺とうがらしの焼きびたしはやや淡白だった。
次回は素直に、「うなぎ蒲焼き」を買うことにしようか・・。
ハモのフライ ~梅肉ソースとマヨネーズソースで


旬の「鱧(ハモ)」を使ったフライを揚げてみよう。
3種類のソースを用意する。
【材料】 ※レシピは3人分です。
ハモ(骨切済み)・・・1パック
塩・胡椒・・・少々
小麦粉・・・適量
卵・・・1個
パン粉・・・適量
大葉・・・2枚
(梅肉ソース)
梅干(かつお梅)・・・3個
スイートチリソース・・・小さじ2
みりん・・・大さじ1
醤油・・・少々
(マヨネーズソース)
マヨネーズ・・・大さじ2
玉ねぎ・・・適量
茗荷の甘酢漬け・・・小さじ1
塩・胡椒・・・少々
牛乳・・・大さじ1
ウスターソース・・・適量
ベビーリーフ、モロッコインゲン、パプリカ、ミニトマト・・・適量
【作り方】
1.<梅肉ソース>を作る。
梅干をつぶして刻み、みりん・醤油・スイートチ
リと合わせる。
<マヨネーズソース>を作る。
玉ねぎをみじん切りし、茗荷の甘酢漬け・マヨ
・塩・胡椒を合わせる。
2.ハモを4センチ長さに切り、塩・胡椒を振る。
小麦粉>溶き卵>パン粉を付け、油で揚げる。
半分には衣に刻んだ大葉を混ぜた。
好みで、梅肉ソースかタルタルソース、ウスター
ソースを掛けていただく。

【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
これは美味い。ハモの身は、ふっくらしている。
梅肉ソースよりも玉ねぎと茗荷が入ったマヨソース
が断然良い。
個人的には、ハモフライにマヨソースを乗せ、ウスタ
ーソースに浸けて食べるのが気に入った。
家族も喜んでくれた。
鱧の天丼

季節の「鱧(ハモ)」を使った天ぷらを揚げてみよう。
そうだ、たまには天丼にしてみるか?
【材料】 ※レシピは2人分です。
ハモ(骨切り済み)・・・1パック
塩・・・少々
大葉・・・3枚
かぼちゃ・・・適量
ピーマン・・・2個
ご飯・・・2人前
(天ぷら衣)
天ぷら粉・・・大さじ4
水・・・大さじ4
(天丼たれ)
醤油・・・大さじ2.5
みりん・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ1
出汁・・・1/2Cほど
【作り方】
1.ハモを水洗いし、念のため皮に熱湯を掛けた。
水気を拭いて、5センチ幅に切り分ける。
他の野菜も食べやすい大きさにカットする。
天丼たれを小鍋に入れて、煮る。
2.ハモに大葉を乗せ、小麦粉をまぶしてから衣を付
け、油で揚げる。
野菜も同様に揚げる。
丼にご飯を盛り、天丼たれを回し掛ける。
天ぷらを盛り付け、更に「たれ」を掛ける。

【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
どうなるか心配したが、かなり上手くできた。
ハモの身はふっくらして、大葉の香りが爽やか。
かぼちゃ・ピーマンもよく合っている。
天丼たれはもっと濃厚にしたかったが、これは
これで上品な丼つゆになった。
妻も喜んでくれた。
ハモと夏野菜の天ぷら


旬のハモ(鱧)とナス・オクラなどを使って、初夏の天ぷらを揚げて
みたい。
【材料】 ※レシピは3人分です。
・ハモ 一切(20センチ)
・ナス 1本
・オクラ 3本
・万願寺唐辛子 2本
・大葉 6枚
・はちみつ梅干 2個
・味付け海苔 3枚
(天ぷら衣)
・天ぷら粉 1C
・冷水+炭酸水 1C弱
・塩 少々
・めんつゆ出汁 適量
・花椒塩 〃
【作り方】
1.骨切りされたハモを水洗いし、皮目のぬめりを
取る。
一口大に切り分け、半分はそのまま揚げる。
薄く小麦粉をはたいておく。
もう半分は皮を上にして大葉と梅肉を乗せて、
折りたたんでから粉を振っておく。
ナス・オクラ・万願寺にも粉を振っておく。
2.衣を作り、最初に野菜を揚げ、最後にハモ2種
を揚げた。
天つゆか、塩をつけていただく。

【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
衣に米粉を混ぜてみた。そのためか分からないが、いつもより
固い目の衣になった。
野菜はもっと薄い衣の方が良かったと思うが、ハモは美味しく
できた。特に”梅しそ入り”が抜群。
個人的にはハモ・万願寺・海苔が気に入った。
家族にも好評で、ご飯をお代わりしていた。
鱧(ハモ)の湯引き ~梅肉醤油たれ

前回の「ハモの照り焼き」が好評だったので、今回はオーソドックス
な湯引きにしてみよう。
【材料】 ※レシピは2人分です。
ハモ 1/2尾
大葉 2枚
貝割菜 適量
(梅肉醤油たれ)
梅干し 3個
(はちみつ漬け)
酒 小さじ 1
醤油 少々
【作り方】
1.(骨切り済みの)ハモの皮のぬめりを取り、2センチ幅にカット
する。
鍋に湯を沸かし、塩を少し加える。
ハモを入れ、2~3分間茹でてから冷水に取る。
梅肉醤油たれを作っておく。
2.器に大葉と貝割菜を飾り、上に水気を拭いたハモを乗せる。
梅肉醤油たれをつけていただく。
【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
今回も成功だ。
ハモの身は柔らかすぎるような気がするが、風味が良い。
梅肉をたっぷりと付けると抜群に美味い。
ハモは茹でてから、すぐに食べるに限る。
うまい! 鱧の照り焼き

スーパーへ行くと、きれいなハモ(骨切り済み、徳島産)が並んでいた。
照り焼きと吸い物にしてみよう。
【材料】 ※レシピは2人分です。
ハモ 20センチほど
小麦粉 適量
うなぎのタレ 〃
酒 〃
キャベツ 適量
胡瓜 〃
わかめ 〃
ポン酢 〃
粉山椒 少々
【作り方】
1.ハモを適当な大きさに切り分け、熱湯にくぐらせて水に落とす。
水気を拭き、小麦粉を軽くつけてからフライパンで両面を焼く。
火が入れば、市販「うなぎのタレ」+酒を回し掛けて絡める。
2.千切りキャベツを塩茹でし、わかめと塩もみした胡瓜をポン酢
+オリーブ油で和える。
これを皿に盛り、上にハモ照り焼きを乗せた。
粉山椒を振っていただく。

【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
さっぱりとした野菜サラダに、温かい甘辛風味の”ハモ”。
思った以上によく合っている。バッチリ、美味い!
ハモの身の清潔でいて、芳醇な旨さに驚く。
妻も喜んでくれた。
※ハモを入れた吸い物(昆布・いりこ出汁)も良かった。

ハモとかぼちゃの天ぷら

今が旬の鱧(ハモ)と夏野菜を天ぷらにしてみたい。
狭いキッチンはチョー暑いが、がんばって作ってみよう。
【材料】 ※レシピは3人分です。
ハモ 1尾
(愛媛県産)
かぼちゃ 適量
ナス 1本
モロッコインゲン 適量
(衣)
天ぷら粉 1C
水 1C
(天つゆ)
めんつゆ 50cc
水 50cc
大根おろし 適量
おろし生姜 〃
塩 適量
レモン 〃
【作り方】
1.ハモ(骨切り済み)をよく洗って、水気を拭く。
これを5センチ長さにカットして、軽く塩を振り小麦粉をまぶす。
かぼちゃ・ナスも適当な大きさにカットして同様に粉をまぶす。
小鍋にめんつゆと水を混ぜ合わせて沸かしておく。
2.野菜に衣をつけて、じっくりと揚げる。
次にハモを同様に揚げる。

【レビュー】 ★★★ (満点は三ッ星)
今回はうまく出来た。ハモが旨い、かぼちゃが旨い。
外がカリッとして、中はふんわりだ。
レモン塩よりも、やはり天つゆの方が合っている。
暑い中で天ぷらを揚げた甲斐があった。
ハモすき椀

前に使った生ハモが美味しかったので、もう一度仕入れてきた。
今回は南淡路の名物料理「ハモすき鍋」を思い出しながら、椀ものにし
てみよう。
【材料】 ※レシピは3人分です。
生ハモ 1/2尾
玉ねぎ 1/2個
素麺 1把
市販うどんダシ 2袋
三つ葉 適量
【作り方】
1.前回と同様に、ハモを水洗いし、皮のぬめりを包丁で取り除く。
これを3センチ幅にカットする。
素麺を2分間ほど茹で、水洗いしておく。
2.鍋にうどんダシを沸かし、1センチ幅にカットした玉ねぎを煮る。
ハモを加えてから2~3分間煮て、火を止める。
椀に茹でた素麺を入れて、つゆを注ぎ、三つ葉を飾る。
【レビュー】 ★★★ (満点は三ツ星)
ほぼ、想像していた通りの味。ウマイ!
ハモも良いが、玉ねぎが甘いし、素麺のサッパリ感もGOOD!
湯引きしたハモを使った三杯酢(胡瓜+もずく酢)も作ったが、こ
ちらは平凡なものになった。
